Treasure2022に参加してきた

8/8~8/26でサマーインターン「Treasure」に参加してきたので体験記を書きます。

Treasureとは

概要についてはさとみんさんが書いたこちらの記事を見るとよさそうです。

techblog.cartaholdings.co.jp

Treasureは旧VOYAGE GROUP時代から続く学生向けインターン。「1人では学びにくいことが学べる」をコンセプトに、前半ではWebに関する体系的な講義を、後半では4人1組のチームに分かれチーム開発に取り組みます。2006年から続くインターンで、参加学生さんの声をもとに毎年プログラムを改善し続けています。

自己紹介

普段は42 Tokyoという学校でプログラミングの学習をしています。

Treasure参加時点の私のスペック

  • プログラミング歴は1年半くらい。
  • 学校では主にC/C++を書いてる。
  • GoでバックエンドAPI作ったことはあった。
  • フロントは全く分からない。

参加理由

  • バックエンドしかやったことないので、フロントもやってWeb開発の体系的な知識をつけたい
  • イデア出しからチーム開発やるの面白そう

というフワッとした理由で参加しました。

振り返り

講義期間

1週目は講義期間です。

どの講義も話を聞いた後に、4人程度のグループに分かれて議論しながら実際に手を動かすという形式でした。
各グループにそれぞれTAの方がいて、分からないことがあったらすぐに質問できる環境でした。

他の学生のレベルが高くてビビっていた記憶があります。

チーム開発期間

2週目からは3~4人のチームに分かれて開発します。

作成するサービスのアイデア出しから行い、実際に設計、開発をします。
チームサポーターというポジションで若手の社員の方が常に付いてくださって、アドバイスをくれたり一緒に悩んでくれました。
他にもフリーサポーターやシニアサポーター、人事サポーターというポジションの方にも適時支えてもらいながら開発を進めることができました。

開発の進め方

バックエンドのAPIとフロントのコンポーネントをそれぞれ1つずつモブプロで実装してからissueごとに分担して作業を進めました。
モブプロは想定よりも少し多めに時間がかかってしまったのですが、これによってチーム内での認識のずれをなくし、作業を分担した後の手戻りをなくすことができたのかなと思います。
私はバックエンド部分を担当することが多かったのですが、バックエンドは作業量が少なかったのでフロントエンドの作業にも加わることができました。

成果物

チーム名と同じ名前のスポーツ検索サービス「Deportare」を作成しました。

そしてなんとフロントエンド賞とグランプリをいただくことができました。

よかったこと

最小限の機能に絞って開発することができた

イデア出しの議論の時にターゲットのユーザーを明確に絞っていたので、短い開発期間の中で実装可能な最小限の機能に絞って開発を進めることができました。

チームワークがよかった

チーム開発キックオフ時に具体的な目標やルールを決めることで、早い段階で信頼関係を築くことができました。
また、チームメンバーの得意な分野がそれぞれ異なっており、助け合いながら開発を進めることができました。
私の場合はフロントエンドが何も分からなかったので、とても丁寧にサポートしてくれました。

最後に

自分達でサービスのアイデアを考えて、実際に設計・開発して動くものを作ったのが初めてだったのでとてもいい経験になりました。
技術的な成長ができたのはもちろん、Ajitingという業務時間後に行われる雑談の時間も楽しかったです。
Treasureでの影響を受けて、フロントエンド開発の本とDBモデリングの本を買ったのでこれからも頑張っていきます。

最後になりますが、Treasureで関わってくださった皆様本当にありがとうございました!